ラズパイを導入するべき2つの理由
Raspberry Pi 3 を購入しました。
昨日の深夜にmicroSDカードへのインストールと起動試験を終え、
これはすごいという感想を持った。
これまで「ラズパイ面白そうだけど用途がなぁ…」と思っている方。
僕もそうだったので、そういう初心者視点でラズパイを導入するメリットを書いてみたいと思う。
5,000円くらいで買えるのに、クアッドコアプロセッサのLinuxマシンが手に入る。
以前はLinuxとWindowsの自宅サーバーを置いていた僕ですが
24h稼働は便利なものの、電気代・設置場所の観点で考えると停止せざるを得なかった。
安定稼働のためにUPSを構えるのも結構大事だ。
その後はVPSやサーバーレスのクラウドサービスが発達したので、もう自宅サーバーの時代でもないかと思っていた。
ところが、クラウドサービスは月額課金がかかるのである。
電気代に比べれば安価なものだろう、と言われるかと思うがしょうもないWebアプリの検証などでも月額料金を支払う必要がある。
なにより、大抵のVPSだと利用を停止すればそこまで動かしていた環境が失われる。
必要な時に止めたり、再開したりというのがやりづらい。
仮にラズパイのパワーで十分なサービスであれば、初期費用5,000円で電気代は無視して良いくらいの環境が得られる。
このあたりはラズパイのスペックでどこまで許容できるかはやってみないとわからないが、小さなサービスは試してみる価値がある。
なにより、自分がいま考えているのがプッシュ型のサービスであるため、なおさら大きなスペックは必要ない。
Linux+電子工作でソフトウェアとハードウェアをコラボする障壁が低い
僕は普段は読み書きそろばんレベルでプログラミングや商売をやっているもんで、理科や社会の学問には疎い。
ある程度のプログラミングなんて誰でもできる。
何をプログラミングするかは教養が必要だ。
最近スマホだWebだというのも限界を感じていて、あまりバズワードは使いたくないもののIoTと呼ばれる分野に可能性を見いだしているというのもある。
スマホのIOだけで実現できないもの、スマホではオーバースペックなもの、複数台を組み合わせて構築できるもの。
ラズパイはクライアントにもサーバーにもなり得るし、場所を選ばない。
ネット接続も、モバイルルータなどを組み合わせれば場所を選ばない。唯一、電源が必要なのは制限かもしれないが。
カラー図解 最新 Raspberry Piで学ぶ電子工作 作って動かしてしくみがわかる (ブルーバックス)
- 作者: 金丸隆志
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2016/07/20
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そしてこの本がいい。
理科苦手プログラマーにとって福音だ。
「電圧と電流とは」から説明してくれるんだぜ。俺のレベルに合ってる。
やり直していいんだよ。と許しを感じる。
「○○を導入すべき3つの理由」的に書きたかったが、2つしか列挙できなかった。 使いながらまたメリットを考えてみよう。