バリュードメインでAmazonSESのドメイン設定する方法
Amazon SESでEメールを送信しようとするとき、独自ドメインを登録すると任意のFromアドレスで送信できるようになります。
バリュードメインのDNSサーバーに設定を追加するとき、少し書き換えが必要だったので以下に手順を残しておきます。
Amazon SESでドメイン設定
Virify a New Domain
をクリックし、追加したいドメインを入力します。
Generate DKIM Setting
にもチェックを入れておきましょう。
DNSへの設定情報が表示されます。これを見ながら作業を続けてもいいですけど、念のためDownload Record Set as CSV
をクリックして設定情報をダウンロードしておきます。
バリュードメインでDNS設定
伏せ字だらけなのはしょうがないですが、バリュードメインのDNSはこの画面で行います。
テキストで設定するため、何が正解かわかりづらいんですよね。
先ほどSESからダウンロードしたCSVファイルから、次のように設定テキストを作って行きます。
TXTレコードの変換手順
- ドメイン部分(今回は
hogehoge.net
)を削除します。 - 項目を
Record type
,Record name
,Record Value
の順に入れ替えます。
こちらが出来上がった文字列です。
TXT _amazonses 63eWXXXXXXXXXfO0=
CNAMEレコードの変換手順
- TXTと同じくドメイン部分を削除します。
Record Value
の末尾、amazonses.comの最後に.
を追加します。- 項目を
Record type
,Record name
,Record Value
の順に入れ替えます。 - 同じように3行分を作成します
こちらが出来上がった文字列です。
CNAME psax7XXXXXXXXX._domainkey psax7XXXXXXXX.dkim.amazonses.com.
合計4行のテキストをバリュードメインのDNS設定に追記します。
TXT _amazonses 63eWXXXXfO0= CNAME psax7XXXX._domainkey psax7XXXX.dkim.amazonses.com. CNAME d5cmlXXXX._domainkey d5cmlXXXX.dkim.amazonses.com. CNAME tmhdgXXXX._domainkey tmhdgXXXX.dkim.amazonses.com.
しばらく待つ
AWSがDNSへの問い合わせをクローリングし、全ての項目がグリーンになればOKです。
タイミングにもよりますが、今回の場合は数十分くらいで反映されました。 使えるようになるとAWSから開通の通知メールも届くので、のんびり待ちましょう。