物差しはたくさんあるよという話

部下に言いたいシリーズ

物事の善し悪しを判断するのに、

少なくとも2つ以上は物差しを用意しよう。

ある目的のためにAとBという方法があったとして

(そもそもAを思いついただけで満足しないでほしいが)

それをどう判断するか？

高い・安い

簡単・難しい

シンプル・複雑

早い・遅い

一人でできる・複数人で取り組む

大きい・小さい

近い・遠い

以上は客観的に判断できるが

人間である以上個人的な感情も大切だろう。

好き・嫌い

うまい・まずい

楽しい・苦痛

暑い・寒い

甘い・辛い

慣れている・初めて

以前は感情をなるべく排除して判断するようにしていたが

それができるようになると、感情を含めて判断できるようになった。

それでも妻には人の気持ちがわかってない、と言われるが

それも達観して気にならなくなってきた。

話を戻して、

これだけ判断材料があるのに、なぜAを選んだ理由を

「以前にこうしたから決まりなんですよね」とか

「普通そうじゃないですか」とか言うのか。

せめてどの物差しを使ったかくらいは教えてくれ。

こういうのは頭の善し悪しに関わらない。

俺も自分は頭が悪いと自覚しているからこそ

考えたり勉強したり教えを請うたりしてるんだよね。

わからなくてもせめて考えよう。